この日記は、2008年8月28日午後、
下妻駅からの西八王子までの帰路を綴った日記の続編である。
長文&超ローカルネタなので、要注意。
で、下妻にて日記を更新して数分後、
僕はというと、携帯の電池が尽きていた。
昼間から見知らぬ土地を動き回る為、ナビタイム君を使いすぎたせいだ。
まあ、それは置いておいて、
肝心の常総線はというと、結局のところ下妻駅にはやってこなかった。
いやいやいや、怒るでしかし。
で、駅員いわく、8駅先の水海道から守谷間は動いているらしい。
で、代行バスがあるので乗ってくれと。
というわけで、代行バスでいざ、水海道。
のはずが、バスの運転士が道に迷いまくる。
原因は道路が水没してたり、バスが通れるほど道が大きくなかったり等など。
そして、運休中の8駅全てに立ち寄って、
あいのりのラブワゴンみたいな感じで、駅で立ち往生しているお客さんを拾ったりなどで、
水海道に到着したのは21時過ぎでした。
その後、「武蔵野線は正常運転してますと」いう駅員さんの情報を信じ、
水海道から守谷まで常総線で、
守谷から南流山までつくばエクスプレスで移動。
そして南流山から西国分寺までは武蔵野線で、割とスムーズに移動。
これはひょっとして23時過ぎには家には着けるんじゃ・・・
と期待した僕がバカでした。
立川駅で中央線ストップ。
下妻で遭遇した雨雲は、僕と同じよう多摩地区まで来ていたようで、
中央線高尾駅~西八王子間で、23時2分に運転見合わせ発生。
八王子~立川間は折り返し運転を計画中ですとアナウンス。
「計画中」という言葉に胡散臭さを感じた僕は、
もう一つの手段、南武線~京王線乗り継ぎでの振替輸送にかけることに。
南武線が出るまで20分あるので、立川駅でそばを食って腹ごしらえ。
この時すでに深夜0時。
立川から八王子までの中央線は動く気配ナッシング。
というわけで、迷いもなく南武線へ。
で、分倍河原で京王線に乗りかえ、
いざ、京王八王子へ。
が、すぐに途中で気づいた。
京王八王子についても西八王子までの移動手段ないじゃん。
まあ、京王八王子からタクシー乗ってもいいけど高いし、タクシー待ちが多いしなあ。
だったら、京王線で高尾まで行って、高尾からタクシーのほうが安いか…
と思ってたら、京王線の車内アナウンス。
「北野~高尾間は、車両が土砂に乗り上げたので現在運転見合わせ中デス」
「浅川が氾濫している模様デス」
ここまで来ると、人間笑いがこみ上げるものですが、そこは、まあ。
で、仕方なく京王八王子到着。
そして予想通り。
かつてない規模のタクシー待ち軍団。
聞けば、中央線も完全ストップしており、
JRがタクシーでの振替輸送を強行しちゃったとか。で、予想では2時間以上待つとか。
いやいや怒るでしかし。
というわけで、八王子から西八王子まで徒歩ることに。
下妻でトラックに水引っ掛けられた教訓を生かし、甲州街道はあえて避けた。
少し遠回りだが、車通りの少ない裏道経由で高尾方面へ移動。
1分単位で雷がドカンドカン落ち、滝のような雨の中ひたすら歩く。
歩くこと40分。
ようやく西八王子駅到着。。
あとは高尾方面まで少し歩いて、甲州街道を渡れば我が家だ。
と、安堵するもつかの間。僕はこの旅のラスボスに遭遇する。
それは、
「ヒザまで水位があがった甲州街道」
そう、それはまさに川のような甲州街道。
っていうか下手な川より川を体現している甲州街道。
某グルメリポーターならこう言うだろう
「わー、車が船のようやわー」
いやはや、甲州街道をあえて避けた僕の判断は正しかった・・・なんて喜んでいられない。
道路のくせに異様なまでに水流激しいし。なんか犬小屋流れてるし。
いやマジ洒落にならん。
道路でおぼれたとか。
てか、甲州街道って災害時物資運送用指定道路じゃなかったけ。
とか色々考えながら、僕は陸軍兵士のように道路をジャブジャブと進み、
やっとのことで我が家に到着するのであった。
帰宅総時間、7時間。
って、新幹線で東京~大阪間往復できるやん。
と、一人誰も居ない部屋で自分につっこんだかどうかは定かではない。