2月になりました。
冬もあと1ヶ月で終わりです。
冬が終わると春が来るわけで、
春が来るってことは花粉が来るわけです。
僕は花粉症ではないんだけど、
花粉症は誰だってなるアレルギー反応なので、
今年いきなり来たって、正直仕方ない。
体の中の対アレルギー反応の許容量越えたら
水を注ぎすぎたコップみたいにあとはこぼれるだけなので、
僕は思った。
そうだ、空気清浄機を買おう。
というわけで最近は家電屋さんで空気清浄機をずっと見ている。
もう一週間くらい。
店員さんは、さぞ不審に思ったのか、居心地が悪くなったのか、
最初の数日は向こうから近づいていて、
あれやこれや色々言ってくれたのに、今や完全にスルーなのだ。
そうなると商品については、自分で調べなければいけなくなるので
色々調べた。
結論。
プラズマクラスターもナノイーもストリーマも、正体不明。
メーカーさんはこぞって花粉とかカビとか菌に効果ありますよって宣伝してるけど、
花粉もカビも菌もタンパク質とかなわけで、
僕達の体もタンパク質なわけなのだから、本当に無害なのか正直気になる。
花粉とかはホコリとかは抑えられるかもしれないけど、
数年経ってから体の他の部分でガタきましたとかってなるのは嫌だしなあ。
そんなことを考えていたら、知人からありがたいお言葉。
「花粉もホコリもぶっちゃけ水分に弱いわけだから、
普通に部屋を加湿した上で、普通の空気清浄機使えばオッケー」
なるほど。
でも、その人も花粉症。
というわけで誰を何を信用したら良いのか分からなくなった今日この頃。
そもそも信用したくないってことは、
裏返せば信用した自分を裏切られたくないってことで、
じゃあ、裏切るって、つまりは何なんだろうと思う。
辞典によると、[動ラ五(四)]
1 味方に背いて敵方につく。「同志を―・る」
2 約束・信義・期待などに反する。「信頼を―・る」「おおかたの予想を―・る」
らしい。
こうなると裏切りにも色々と種類があるんだなあって思ってしまう。
少なくとも上の4つは同じ裏切りという言葉でも、内容は結構違う。
期待に応えられない、つまり期待を裏切るってやつと、
信頼を壊す、つまり信頼を裏切るってやつは、まったく違うもので、
しかしながら、最近はいろんな種類の裏切りをごっちゃにして
全部ひっくるめて「裏切られた」と叫んだり、
逆に「裏切ってしまった」と後悔したりしてるひとが、何て言うか、結構多い。
なんか本当はそれほどひどくない事象が
「裏切り」っていうフィルターによって悪化しているような気がして仕方がない。
それって僕の周りだけか。
いやしかし、そもそも裏切る側にも事情ってやつがあるわけだし、
裏切っている自覚すらないってこともある。
まあ、裏切られた側にしてみればたまったもんじゃないんだけど、
「裏切った」も「裏切られた」も結局は一人称視点なわけで、
実際のところはどうなんだろうって、よく相談とか聞きながら考えてしまう。
でも、一方敵に被害者になる前に、加害者になったと決めつける前に、
2、3分でもいいから深呼吸出来れば良いのになあって、よく思う。
裏切られた
裏切ってしまった
裏切りたくない
失望した、
失望させた
失望させたくない
絶望した(以下略)
そんな世界。
ということを踏まえて、冒頭の花粉対策マシーンの話に戻ると、
なんか話が絶望先生的路線に突入しそうなので、ここらで終了。
ああ、ちなみに別に僕は大丈夫です。
今日はスパゲティーを食べました。
あと、また plenty にはまりだしました。
理由抜きに好きです。
というわけで、1月に出たばかりの彼らの新曲。
plenty 「人との距離のはかりかた」、どうぞ。