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kunaizm

vol.4 since 2006.3.01

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シリウス


映画が無償に観たかったけど都心まで行くパワーがなかったので
京八前のTSUTAYAで「Dog Star」という映画を借りた。
監督は瀬々敬久というヒトで、豊川悦司、井川遥が主演。2002年の作品。

作品の出来映えだけみれば、明らかに単館系のBクラスの映画で
「なんでこうするかなぁ」というツッコミどころ満載(特に演出面)の映画なんだけど、普通に泣けた。ラストのアレはずるいですわ。


ストーリーは、
年老いた盲導犬のシロウのたった一つの願い「人間になって、昔育ててくれたパピーウォーカー(訓練前の子犬を育てるボランティア)の少女に会いたい」が叶い、人間の青年になった盲導犬が、その少女に恋をするというファンタジーな作品。

と思ってみていたら、実は結構残酷なお話だった。

犬は人間に恋してはいけない。
人間と犬では価値観は違うし、犬はどうやっても犬だ。
そして、もう一つ。
犬の寿命は人間に比べて短い。
充分に生きた老犬シロウには、もう時間は残されていなかった。

数々の冷たい現実が人間になった犬のシロウに対して突きつけられる。

はじめから救いのない恋愛。
つまり、はじめから終わりの見えているストーリーである。
その、救いのない恋愛の周囲で生み出される、数々の「死」。
恋愛映画にはありえないくらい、ちりばめられた「死」という存在。

その数々の死に振りまわされる、シロウの恋した少女、ハルカ。

この映画は、もしかしたら恋愛よりもそっちのほうをメインにしたかったんじゃないのかな。

と、あんまり書くとネタバレになるので、程ほどに。

色々と引っかかる部分は多かったけど
こういう映画もありだなぁと思い、監督について調べていたら、
なんとこの方、実は京都大学の哲学科卒にして、
ピンク映画界の異才で、「ピンク四天王」の一人と呼ばれるくらい有名な方でした。

で、この映画はめっちゃプラトニック。

いやー、なるほどねー。

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好きだ、どうしようもなくヤバい

紛らわしいタイトルでごめんなさい

久々に観たい映画に出会いました。恋愛映画です。
ってかもう上映してるんだけどね。
名前は「好きだ、」という作品です。

何が良いかって…。もう全部です。
こういう静かな日本映画を待っていたのですよ。僕は。ほんと。

恋愛映画は日本人が作ったものが一番。
俺の変なこだわりなんだけどさ、
やっぱ、国とか人種で微妙に恋愛は違う。
久しぶりの再開でキスなんて日本人には無理。
でも春の公園のブランコで2時間くらい無言で「だけど幸せ」て感じは欧米人には無いと思う。
(あったらごめん)
そんなかんじで、やっぱ恋愛映画は日本人が撮ったやつのほうが俺は好き。
でも最近これといって、ピンとくるのが無かったのですよ。

なんか、どれも媚びているというか、狙っているというか
なんかいやらしい感じがして。

「Laundry」とかこの前みた「8月のクリスマス」は好き。
だって一回もキスシーンすら無いんだもん。そういうの好き。
あ、でも「ジョゼと虎と魚たち」も好きだったなあ。


まあ、ともかく!
ぶっちゃけ、俺はこれ見れれば2,3ヶ月映画観れなくてもいいです。それくらい。

なぜなら!!
監督、脚本、撮影、編集は、あの「tokyo.sora」の石川寛が一人で担当。
主演は「いぬのえいが」や「NANA」の宮崎あおい
そして音楽、管野よう子

2005年ニュー・モントリオール国際映画祭で最優秀監督賞を受賞。
17年越しの恋を静かな描写で描く恋愛映画との事。


今までこの映画に気づかなかった俺のバカ。

どうやら単館系みたく東京では渋谷のアミューズCQNでしかやってないみたい
というわけで、近々渋谷まで上京します。

「好きだ、」公式サイト



え、ウイントン・マルサリスだったの?

最近知りました。今流れているi-podのCM。
あれ、ウイントン・マルサリスだったんですね。
サークルの先輩に教えてもらってびっくりしました。

この前、CMを始めからよく見てたら、ちゃんと冒頭にテロップ入ってました。
「Wynton Marsalis~」って。

いやーヤバい。ヤバイ。めっさカッコイイ。
CMがかかると無意識に見ちゃう。

そしてマルサリス本人のシルエットもさることながら、
あのドラマーのブラシさばきがすっごい好き。

しかしもって、曲名や収録してるアルバム名等は一切不明。
ネットで調べたら「speak」とかいう曲らしい。ほんとかどうかは不明。
いやしかし、あの曲はカバーしたい。
CMで流れている部分以外に展開とかなけりゃいいんだけど。
んー、誰か曲名おしえれくれー。

それにしても、i-podのCMって毎回レベル高い
だってさ、マルサリスの前まで出てたのはエミネムだし。
音楽のジャンルは関係無しでいて、あのCMのシリーズの統一感。感服です。
やっぱ全編シルエットで統一しているのが大きいんだろうなぁ。
勉強、勉強。



海カレー

というわけで、シーフードカレーを作りました。
本日のゲストは!!

こいつ!!
ゲッソーです。海のステージとかにいるやつね。
今回はグルメシティの鮮魚売り場で遊泳しているところを一本釣りしました。
刺身用150円です。

あと、59円のエビちゃん×2匹(有頭バージョン)
ナス、まいたけ、新タマネギ。
そしてシーフードペースト(エビの頭とか魚介の内臓のペースト)と
カレールー(今日はジャワカレーの中辛を使いました)。


こいつらを、本能のまま切り刻み
そんでもって、素材ごとに炒めて
しばらく煮こんで
カレールーとペーストを加えてさらに煮こんで完成!!

んー、めっちゃよい香り。スパイシー。






→今回ご協力頂いた、加奈子シェフによる模範盛りつけ例(パク森風。)









で、完食!
魚介のうまみが隅々まで行き渡った濃厚なカレーで
ほんと絶品でした。

これなら金とれますわ。一食680円で。



都会

昨日、久々に多摩地区を出た。

まずは吉祥寺。サックスの先輩とピアノの後輩とジャズの練習。

久々にスタンダードジャズをみっちり2時間やった。
自分の出来具合いは満足には程遠いけど、練習出来たことに関してはめっちゃ満足。

やっぱジャズはいい。演奏中に頭をすごく使う。

単調なリズム刻みに徹する部分、他のプレイヤーの演奏に絡む部分。
絡むといっても、リズムパターンに呼応するプレイと、あえて逆をつくプレイ。
手数を増やしていくか、減らしていくか
雰囲気を崩すのか、雰囲気を作り上げるのか、雰囲気に乗るのか

あと、昨日聞いたCDのフィルをどこで使ってみるとか。

当然ながら毎回ソリストはフレーズや音色が違ってくる。
ちゃんと彼らの出したい音やフレーズを理解しないと、総崩れになる。

そんな演奏中にそんなソリストの癖とかが分かると自然とにやけてしまう。
俺のやりたい事と、彼らのやりたいことが一致して、見事に演奏が一致すると笑ってしまう。

だからジャズは好き。
自分自身で作り上げる楽しみがある。
そして、やっぱエルヴィンはスゲー。


そんな感じで久々にジャズをおもいっきりやった後、都心に移動し友人とメシを食う。

本日のメニューはめちゃくちゃ辛いタイ料理。
辛いのは好きなんだけど苦手。
なんじゃそりゃ。

いやいや、新陳代謝が活発なのか、汗がとまらんのですよ辛いの食うと。
で、滝のように汗を流しながらタイ風シーフードカレーを食う。
鬼のように熱い。
そして俺、ネコ舌。
というわけで、辛さと熱さのハーモニーが舌の上で絶妙の地獄絵図を奏で、めでたく撃沈。
がしかし、冷めてくると美味い。「先生、スプーンが止まらないであります」な感じで完食。
ちなみに、正式な日本語には「完食」という言葉はなく、新語になるらしいです。

というわけで、今度家でもタイ風カレーを作ってみようと思います。



プロフィール

HN:
・・・・・ クナ
性別:
・・・・・ 非公開
職業:
・・・・・ 空気イス職人
趣味:
・・・・・ デフラグ
自己紹介:

投げたボールは拾いません。

最近ジャズから離れる一方の
ジャズドラマーの不定期日記

嘘、おおげさ、紛らわしいは
最寄りのJAROまで。














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