2009年、最初の日記。
オバマ氏が代44代アメリカ大統領に就任。
今日はどのチャンネルを回しても就任演説特集だった。
世界はヒーローを待ち望んでて、
世界は何かのきっかけに全てがうまくいくかもしれないと期待していて
世界はきっと誰かが変えてくれると思っている。
国や民族を越えて、世界は他力本願でロマンチストだ。
同時に、やっぱり世界は利己的だけれども平和を望んでいて、
何かをきっかけにして、何かを理由にして、リセットしたいのだ。
世界初のアフリカ系アメリカ人の大統領は、
世界の調停者になれるのか
というわけで、
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
願わくば、昨年よりかは平和な年になりますように。
365日前にカウントダウンジャパンフェスで盛大に幕を開けた2008年も、
あと16時間で終了。
今年も例年ながらに色々ありました。
まず、お仕事関係。
生活環境はガラっと変わったんですが、相変わらず関東一帯を飛び回り、
久しぶりな知り合いに会うたびに
「クナさんっていったい仕事何やってんすか」と問われる日々。
今年も、千葉県香取郡の山の中をトボトボと一人で歩いたり、
茨城の下妻でゲリラ豪雨に襲われたり、
オープン時間前の表参道ヒルズで、冷や汗を流したりと、
まあ、相変わらずと言えば相変わらずでした。
あと、音楽活動。
picklesでは、大きなメンバー転換があり、
方向性やらモチベーションやらで、かなり四苦八苦した年でしたが
何とか無事に新メンバーも加入。
Saxも吹けるインテリ系キーボーディストのカネコ青年と、
時間にルーズなメンバーが多いpicklesのメンバーの中で
数少ない、時間前行動が出来る紅一点の歌姫、ミヤちゃん。
この二人の新メンバーを迎えた新編成での初ライブも
先日、無事に成功に終わり、ようやくほっと出来ました。
来てくださった皆さん、ありがとうございました。
今後も天狗にならず、謙虚に、そしてチケット代相応以上のライブを出来るよう
メンバー一同、ゆるーく頑張ります。(多分)
そして、もう一個。
「あたい、やっぱりロックがしたいの。」
という突発的衝動から、2008年5月に加入させて頂いたバンド「国立少年」
人生初の3ピースロックバンドで、最初は色々と戸惑う事もありましたが、
ほぼ月一回ペースでライブ活動も出来き、
行く先々で、色んな音楽家さん達と触れ合え、良い経験が出来ました。
アングラ界も悪くないぜ。
そんな国立少年、来年一発目のライブは・・・
1月11日(日)国分寺モルガーナ
18:00 open / 18:30 start
そして、2月には渋谷乙に帰還予定!
チケットご希望の方は、メールなりメッセージなりでご連絡頂ければ
お安くご提供させていただきます。
さてさて、来年の抱負は・・・来年考えるとして、
今年も残すところあとわずか。
僕はこの後、午後10時から、
近所迷惑考えない音量でiTunesから音楽ダダ流ししながら
我が居城の大掃除大作戦を開始しようとしております。
で、現在、その大掃除の為のプレイリストを作成中。
2008年大掃除大戦争の1曲目は、予想外のエントリー。
ドイツからやってきた期待の新人。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンさんで
「交響曲第9番ニ短調作品」
2曲目は、今年もやってきました。天国在住、カート・コバーンさんからの投稿
「Smells Like Teen Spirit」
3曲目は、2009年もメガネでよろしく。くるりで「WORLD'S END SUPERNOVA」
カウントダウンジャパンフェス、DJブースの鉄板ソングです。
そして4曲目を現在選定中。
いやいや、中々楽しいです。この作業。
って、このまま音楽選びに全戦力を注いだ挙句
結局掃除しませんでしたー、なんてオチにならないよう気をつけます。
それでは、みなさん。良いお年を。
くるり / 「WORLD'S END SUPERNOVA」(オーケストラver)
<材料>
キャベツ(1/4)、ネギ1本、ニンニク1カケラ、
マヨネーズ大さじ一杯、豚挽き肉適量、
小麦粉、水適量、卵1個、うどんスープのもと適量
<作り方>
1、キャベツ千切り、ネギは輪切り、ニンニクはみじん切り。
2、ボールに小麦粉を入れます。
3、2がマックシェーキくらいの硬さになるまで、
少しずつ水を入れながら混ぜて、卵投入。
4、3にうどんスープとマヨネーズ投入
5、1と豚挽き肉を投入。まぜまぜします。
6、焼く!
<所感>
あえて生地にニンニクを練りこんじゃうところがポイントです。
物語の始まりは1週間前の本日、某スーパーにて発見した
キャベツ1玉99円さんと、小麦粉1キロ150円さん。
コレは買うしかない!マストバイヒアーっすよ奥さん。という主婦魂の結果がコレ。
ザ・1週間お好み焼き生活。
当初はどうなるかと心配でしたが、
関西の血が流れているせいか、まった苦になりませんでした。
ぶっちゃけもう1週間くらいなら余裕でいけます。
しかしながら、週の初めにひいた風邪が未だに治らんとです。
この7日間でキャベツ3玉くらい食ったんだけどなぁ・・・
やっぱ偏食は体に良くないようです。
というわけで今日もお好みファイア。
背骨が痛くて深夜に起床。
どうやら風邪引いたみたいです。
雨降って気温が下がったせいかもです。
最近はと言うと、
どのタイミングでこたつの封印を解くか、
結構迷ってます。
自分の中では「年末年始はこたつ」っていうイメージなんだけど
クリスマス付近は、まだこたつではないイメージなので、
まあ、つまりは、もうちょい待てやということです。
そんなこんなで、ナイトクルージングを口ずさみながら
ばあちゃんからもらった生姜湯を作ってます。
このところ、ゆるい音楽にはまってます。
フィッシュマンズとか、クラムボン、bonobos、ハナレグミとか
まあ、何て言うか、そっち系の曲って冬に合うんですわ。
冬休みまであと2週間ちょい。
ここまで来たら無理はせず、ゆるーく頑張ります。
BGMは、最近久しぶりの新譜を出したRachael Yamagata
「Elephants」は、ファーストの「Be Be your love」っぽくて好きです。
さて、生姜湯飲んで、もうひと眠りします
Rachael Yamagata - Elephants
というわけで、椎名林檎デビュー十周年!
生誕三十周年祭「林檎博08」に行ってきました。
チケット取ってくれたウメチ先生、本当にあざーす。
亀田師匠率いる安定したバンド部隊と、
斉藤ネコ先生率いる、60人近い白衣姿の生オーケストラを従え、
光と狂気と歓喜に満ちた、
ミュージカルのようなオペラのようなライブでした。
セットリストはこんな感じ
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01.ハツコイ娼女
02.シドと白昼夢
03.ここでキスして。
04.本能
05.ギャンブル
―林檎の筋―
椎名林檎デビュー10年の軌跡(スライドショー)
生オーケストラによる「葬列」の演奏付
06.ギブス
07.闇に降る雨
08.すべりだい
09.浴室(回転式システムキッチン付き)
10.錯乱
11.罪と罰
12.歌舞伎町の女王
13.ブラックアウト
―林檎の芯―
母、椎名林檎の生い立ち(息子による朗読)
生オーケストラによる「やつつけ仕事」の演奏付
14.茎~STEM~
15.この世の限り w/椎名純平
16.玉葱のハッピーソング w/椎名純平
17.夢のあと
18.積木遊び
19.御祭騒ぎ
20.カリソメ乙女(DEATH JAZZ Ver.)
―アンコール―
21.正しい街
22.幸福論(悦楽編)
―アンコール―
23.みかんの皮の唄(林檎7歳時の処女作)
24.余興(書き下ろし新曲)
―エンドロール―
丸の内サディスティック(英詩版)
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一体全体、何なんだこのセットリストは。
というような、まさに十周年に相応しい豪華絢爛なラインナップでした。
「ここでキスして」での恒例の冒頭アカペラ、
「積み木遊び」の恒例の振り付け
「幸福論」での拡声器パフォーマンス
どれも10年近く前に、一回でいいから生で見たかったものばかり。
母さん、僕はやっとこさ見れましたよ。
他にも生オーケストラを贅沢にビックバンド風に仕立てて
「カリソメ乙女」をやったり、
お兄様登場で、兄妹デュエットでマービンゲイの名曲のカバーしたり、
「浴室」ではステージ360度回転しながら包丁振り回したりと
東京事変ではない「椎名林檎」の世界に魅了されました。
右横にいた全く知らないお姉さんは、
3曲目の「ここでキスして」で大号泣してましたが、
自分も感極まって「ギブス」や「正しい街」あたりは泣きそうでした。
この数年、ひたすらアマチュアのライブを見まくってきたので、
逆に、音楽の力って、プロの力ってすげえわと実感しました。
アマチュアを否定するわけではないし、僕自身アマチュアで
アマチュアならではの良さってやつも沢山あるけれど、
このクオリティはアマチュアじゃ、まず無理だ。
逆に、このアマチュアの力では到底不可能な
完成されたプロのステージクオリティの為に
プロを目指そうとする人達の思いがちょっと分かりました。
そして前回の東京事変の時も思ったんですが。
やっぱ林檎ちゃん歌うまいわー。
3月に出るライブDVDが今から待ち遠しい限りです。
椎名林檎 - 正しい街 ( LIVE )