筑紫さんが旅立たれました。
あの、落ち着いた視点と語り口調。
そして、何より、NEWS23での「多事争論」が大好きでした。
ご冥福をお祈りします。
話は変わり、
これから雨の浅草にライブしに行って来ます。
というわけで、そのライブの告知です。
夕方からやってるんで、偶然にも浅草で暇を潰してる方いらっしゃいましたら是非。
えっと、たぶん3バンド目らしいです。
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2008年11月8日(土)浅草KURAWOOD
<CANON FESTA 015 Winter Begin>
17:30 open 17:55 start
adv ¥2,000-/door ¥2,300- + 1drink ¥500
w./ junjun, pulling my leg, strange world's end,
AUTO JAM ENGINE, THE REAL STRIPPER,
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BGMはミラーボール。いざ、浅草。
Clammbon - MirrorBall ( LIVE )
最近のジャガーに出ているロシア人、
ゴリ押しステレオタイプてんこ盛りな感じが好きです。
センネンケフィアて…。
というわけで、
マクドナルドのベーコンポテトパイが復活しました。
この日を十何年待った事か。
マクドナルド史上最も好きなメニューでありながら、
ある日忽然と店頭から姿を消した幻のメニュー。
元祖「外はカリカリ、中はトローリ」なヤツです。
もっぱら最近の昼飯は、こいつとホットコーヒー。
当時はいくらだったか覚えていないが、現在は150円と120円。
なかなか良い組みあわせです。
そんなこんなで、先週末の話ですが、
無事下北沢ライブ終えました。
数々の課題は生まれましたが、やり終えた感はありました。
今週は国立とは別のバンドでライブに出演予定。
諸事情により詳しくは書きませんが、なんと10年連続正式出場です。
まあ、こうして出れるのも様々な方々の力のおかげなんですが、
さすがに10年連続は…。
「いい加減にしろ、この阿呆」と罵ってほしいくらいです。
とはいえ、出るからには全力で演奏させて頂きます。
いやはや、家にドラムが欲しい今日この頃です。
今日のBGMは菊池先生。
金欠シーズンな12月にオーチャードでライブされるとのこと。
しかもダブ・セクステッドで。
もう全席売り切れなんだろうなぁ…。
もっと早く気づけばよかった。
Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet - Live 2008.3.19<br />
この世界は狂気で満ちている。
なんて書くと僕はまるでアレだ、14歳。
ただ、この世界には思いやりが足りない。
道行く人は、皆空を見ようとしない。
明日もキレイな秋晴れみたいなので、
たまにはちょっくら眺めてやってください。
というわけで、ライブ情報詳細!
2008年10月4日(土)下北沢 Cave Be
17:30 open 17:50 start
CANON FESTA 014 天使の日スペシャル
adv ¥2,000-/door ¥2,300- + 1drink ¥500
出演:ミトマサオリ Gachapongs 国立少年
Dear From The Aria-Khan(ザ・アリアハン)Adam
って、天使ってなんやねん。
というツッコミは置いておいて、
週末お暇な方は、下北沢で僕と握手。
というわけでBGMは、mass of the fermenting dregs
最近お気に入りの神戸のガールズバンド。
何気にFUJI ROCKのインディーステージ出てたりする猛者です。
ガールズとは言え、下手な男バンドよりロックしてます。
遠い世界から帰ってきた後の、
「ありがとうございました」に脳髄やられました。
mass of the fermenting dregs ( LIVE )
高校あたりは、ヘッドホンかイヤホンが離せなかった。
Shortcut Miffyが好きだった。
FLUIDも好きだった。
クラムボンも好きだった。
片思いのコが吉祥寺住んでて、
偶然予備校が吉祥寺にあったり、
吉祥寺を経由で行けたりしたので、
日課のようにタワレコに通ってた。
当時の吉祥寺タワーレコードのインディースコーナーは宝石箱みたいで、
月2~3000円くらいの小遣いと、毎日のパン代くらいしか持たない僕にとっては、
スティックやら何やらを買っていると、CDは月一枚買うのがやっとのこと。
で、どれにしようか色々と試聴しまくっているうちに、いつの間にか飽きていて、
結局僕が買ったのは、Shortcut miffyとFLUIDだった。
クラムボンを買ったのは結局、大学に入ってからだった。
当時、周りの高校生に薦めても、誰、それ、だったので薦めるのは辞めた。
ごく稀に、「ああ、Shortcut Miffy、知ってる知ってる~」って人が居たりもしたが、
それは音楽ではなく、ただの知識と記憶だったので、僕にとってはどうでもよかった。
つまりは、僕と彼は世界を共有する事は無く、それは只の情報交換でしかなかった。
興味さえあれば後で本なり、インターネットなり、店頭なりで調べれば済むだけの話。
しかしながら、逆を言うと、僕は本当は誰かと世界を共有したかったんだと思う。
だが、僕は人一倍、「感動を与える」って言葉が嫌いな少年だった。
それは、もう、「感動を与える」ってフレーズを聞いただけで悪寒が走るくらい。
今はそういうのに対してもだいぶマシになったが、
企業などで「お客様に感動を提供しよう」っていうフレーズをたまに聞くと笑ってしまう。
感動ってそんな安っぽいもんなんかい。と。
なんていうか、、感動は与えるもんじゃなく、後からついてくるものであって、
与えることを目的とした瞬間から、既にそれは別のものになっている。
だからなのか、僕は小説のあとがきとか、映画の記者会見も大嫌いだったりする。
「俺が感動を~!」って言う人は、
お世辞でも、「いやー、感動しましたー」って言われると、大抵、やたら喜ぶ。
で、やりとりの一部始終が終わってから、僕はすごく切なくなる。
ねえ、それでいいんかい、キミ、と。
「感動」って言葉自体、すごく危険な言葉だと思う。
人間がせっかく持っている複雑で多種多様な感情を、
この、あっけない「感動」という一言で片付けようとしている人間が何人いることだろう。
と、話が脱線して、僕はいったい何を言いたかったのか忘れてしまったが、
ああ、そうだ、思いだした。
この前のあるライブの、バンドとバンドの転換中、
何故か、後にも先にも一曲だけ、toeの曲が流れた瞬間があり、
流れた瞬間、嬉しくて思わずPA席をパッて振り返ったら、
PAの兄ちゃんと目が合って、
「お、坊主、お前もtoe好きなのね」って、ニヤってされて、
ただ、その瞬間も、それ以降も、一切の会話は無く、
曲が終わればまた雑踏のライブハウスに戻っていく。
ああ、あの頃俺はこういう感じで誰かと音楽で繋がりたかったんだなぁって
その時、何故か思った。
なんか幸せだった。
言葉にしちゃいけない感覚。
音楽ってそういうもんでもあるよなぁ。
Clammbon - Folklore [HyakkiYakou 2003]
最近どういうことか、やたらDVDを観てる気がする。
今夜はリリーフランキーの「東京タワー、オカンとボクと、時々、オトン」
あらすじだけ抜粋すると、
1960年代。
3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、
小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。
オカンは女手ひとつでボクを育てた。
オカンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。
15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。
大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、
仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。
そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった・・・。
というようなストーリー。
ただ、ただ、リリーフランキー役のオダギリジョーに感情移入。
オカン役の樹木希林と、自分のオカンがダブって涙ボロボロ。
おあー、家族だよ。やっぱ家族だよー、と一人うなずいてました。
自分も今まで散々やりたい放題やって迷惑かけた分、
その分以上に親孝行したいって思いながら、
結局のところなんもできていない。
親孝行とかせんでも、一人の足でたって、人様に迷惑かけず、
真面目に生きているだけで充分やでと言われながら,
それさえ出来ているかすら、
まっとうに生きれているかすら正直不安になってしまう。
人の命は永遠って錯覚しがちだ。
誰だって、自分の親がいつかは亡くなるんだって,
頭で分かっても、心じゃ分かりきれない。
いやいや、いつかは死ぬでしょと簡単に言える人間は、
きっと亡くなるってことを分かっていない。
心じゃ分かりきれないけど、
でも、だからこそ、オカンやオトンが人様に誇れる人間でいたい。
そんでもって、親孝行したいっす。
先生、俺、親孝行がしたいです。
そして、いつの日かオカンを東京タワーに連れて行きます。
多分、「東京タワーなんて遠いだけやで。何しに行くん?」と、返されそうですが。